長靴をはいた猫

石川進/藤田淑子、水垣洋子、熊倉一雄、水森亜土、小池朝雄、榊原るみ、益田喜頓

説明

ナガグツヲハイタネコ/原作:シャルル・ペロー。作画:森康二。脚本:井上ひさし、山元護久。音楽:宇野誠一郎。監督:矢吹公郎。東映アニメキャラクターでも人気が高いペロを主人公にしたアニメ。何百年も昔、ある国に、心の優しい少年ピエールと長靴をはいた勇気のある猫ペロが住んでいた。ピエールは父が死ぬと、遺産目あての欲張りの兄たちに追いだされ、ペロはネズミを助けたことから仲間はずれにされてしまう。彼らは仲良しになり、旅をすることになった。辿りついたお城で、武勇にすぐれた若者をローザ姫のお婿さんにする、と書いてあった。世界各国から王子や騎士たちが続々とつめかけ、手段を尽して姫の機嫌をとり結び、魔王ルシファも魔力を駆使して婿になろうとはかる。魔王は、ローザに申し出を断られると城を廃虚にし、王をブタにかえて、満月の晩に姫を迎えに来ると言い残して去る。ペロは迷子になった子ネズミを助けネズミたちは、ペロの家来になって活躍し、ピエールは、姫に会うことが出来る。満月の晩、ピエールは身分を打明け、姫はこの汚れを如らぬりりしい若者に心を奪われたが、ぴったり定刻に現われた魔王に連れさられてしまった。ピエールはペロやネズミの家来を連れて魔王の城に来た。魔王は姫との婚礼の宴にご機嫌。ペロのお世辞に乗って、いろいろな動物に化けて見せるのだった。だが、魔王はピエールたちが魔法のペンダントを狙っていることを知り、彼らを穴ぐらに、閉じこめてしまう。魔王の后になることを条件にみんなの命乞いをした姫が、一瞬の隙をついてペンダントを手に入れ穴ぐらに投げ込んだ。ピエールは、城の塔にペンダントを高くかかげると朝日が昇り、魔王は城とともに飛び散る。平和なお城でピエールと姫は結ばれ、ペロとともに幸福な日々を送る。1978年と1998年の2回リバイバルされる程の人気、更に続編1972年「長靴三銃士」、1976年「八十日間世界一周」が製作される。数ある東映アニメを代表するキャラクター。80分。1969年3月18日~29日豊橋東映、東映まんがまつり、併映「怪物くん」「ひみつのアッコちゃんサーカス団がやってきた」「チャコとケンちゃん」「ひとりぼっち」。【サイズ:B2ポスター 2種類】【年代:1969年】