説明
コウヤノドラゴン/音楽:ブルーノ・ニコライ。脚本・監督:マリオ・カイアーノ。マカロニカンフーウエスタンの1本で日本では東宝系で邦画番線で公開。空手の名手ジョー(チェン・リー)は、テキサス行きの駅馬車に乗り、原野をさすらうジョーは地方一帯に君臨する悪徳ボス、スペンサー(ロバート・ハンダー)と知り合う。一味は二十人あまりのメキシコ人を金で買い、殺しの標的にするゲームをやり始める。ジョーは一人の老人を助ける。スペンサーに狙われながら西部を行くジョーは一軒の廃屋に辿りつく。そこに若く美しいメキシコ娘が危険を告げにやってきた。娘はクリスチーナといい、ジョーが助けた老人の一人娘だった。その夜、廃屋で夜を過ごしていたジョーとクリスチーナは殺し屋に襲われたがジョーの神技ともいうべき闘術で見事倒した。数日後、クリスチーナが高熱を出し、ジョーは医者を求めて街へ出て、ジョーは銃弾の雨を浴びたがガンマンたちを次々に倒す。ジョーがようやくクリスチーナのもとに帰ると、また新たな敵。数本の鋭い大型ナイフを持ち、人を殺してはその頭髪を剥ぐという変質的な兇悪犯であるこの男はジョーの両足を射ち抜き、クリスチーナの髪を切ろうとしたが、ジョーは強力な両腕の技でこの変質漢を倒す。ジョーとクリスチーナはメキシコへの旅を続ける。街ではスペンサーが新たな殺し屋を雇う。ジョーと同門の空手の名手ミクリヤ(ミクリヤ・カツトシ)で、かつて二人だけが師匠から免許を許されて以来宿命のライバルだったのだ。ジョーとミクリヤは村の中央にある広場で対決する。1974年6月1日~14日豊橋東宝、併映渡哲也「ザ・ゴキブリ」。【サイズ:B2&立看板】【年代:1974年】