晴れ姿勢揃い剣侠五人男

高田浩吉/伴淳三郎、花菱アチャコ、近衛十四郎、森美樹、嵯峨三智子、宇治みさ子、津川雅彦、宮城千賀子、田崎潤、山茶花究、石黒達也、海江田譲二、北上弥太朗、清水元、山路義人

説明

ハレスガタセイゾロイケンキョウゴニンオトコ/脚本:渡辺邦男、高岩肇。音楽:山田栄一。監督:渡辺邦男。松竹1960年の正月時代劇でオールスター顔見世。長崎奉行・大野丹波守のはからいで江戸城に招かれた豪商・唐人屋のたいそうなお大尽ぶりは江戸中で評判となっていた。唐人屋と丹波守の背後に何かあると睨んだ北町奉行・遠山金四郎(森美樹)は、目明かし・閂の為八(高田浩吉)らにその内情を探らせる。悪事の唯一の生証人船頭太市(北上弥太朗)は、頭に刀傷を残して行方知れなかった。浅草奥山では中国劇が人気。三平太(伴淳三郎)は、投げ剣の唐人娘英蘭(嵯峨三智子)がお糸とそっくりなのに驚く。源太郎(津川雅彦)は為八の手引きで、捕えられていた与吉こと太市と再会した。三平太から英蘭のことを聞いた為八は、お糸と英蘭を会わそうと図った。が、英蘭は唐人屋(田崎淳)の番頭に倒された。英蘭は源太郎が死んだと思っていた実の妹お雪だった。為八はお雪が残した唐人屋悪事の証拠を彼らにたたきつけた。源太郎、与吉、三平太、そして金四郎らが飛びこんだ。源太郎は唐人屋を斬り、大野丹波守(石黒達也)も捕えられ、事件は落着して高田浩吉大熱演の娯楽時代劇。1959年12月27日~1960年1月2日メトロ松竹、併映「忍術武者修行」。1960年4月21日~25日千歳劇場、併映「旅情」。1960年2月14日~15日二川銀映、併映「ひばり捕物帖かんざし小判」「今日もかくてありなん」。【サイズ:B5 時代映画広告】【年代:1959年】