レイジング・ケイン

ジョン・リスゴー/ロリータ・ダヴィドヴィッチ、スティーヴン・バウアー、グレッグ・ヘンリー

説明

レイジング・ケイン/脚本・監督:ブライアン・デ・パルマ。音楽:ピノ・ナッジオ。善人、悪人共に幅広い演技を見せるジョン・リスゴーが、そのキャラクターを生かし多重人格者に扮したサイコ・サスペンス。我が子を研究材料にする児童心理学者カーター。彼には、研究を補佐してくれる双子の弟ケインがいた。やがて彼らの研究が進むに連れ、町では奇妙な事件が多発するようになる。幼い時に父から受けたトラウマによりいくつもの人格を持ってしまったと言う設定は、実際のサイコ・キラーの多くがそうであるようにリアリティ溢れる恐怖を生み出している。デ・パルマが、得意の題材とあってか、スローモーションの多用や様々な場面を交錯させ物語を描いていく手腕により物語の持つ異常性を盛り上げている。1992年12月19日公開だが豊橋での公開履歴未調査。【サイズ:B2】【1992年】