危険なささやき

アラン・ドロン/ミシェル・オークレール、アンヌ・パリロー、ザヴィエ・デプラス、ダニエル・セカルティ

 

 

説明

キケンナササヤキ/原作:ジャン・パトリック・マンシェット。脚本:クリストファー・フラック、アラン・ドロン。製作・監督・主演:アラン・ドロン。アラン・ドロンの出演第61本目で、製作・監督・脚本・主演を手掛けたサスぺンス・スリラー。元刑事の私立探偵シュカス(アラン・ドロン)のもとに、御婦人から行方不明の娘捜しの依頼。同時に刑事が現れシュカスに謎の忠告。曰く、金だけ貰って見つからなかったと言え。シュカスのところに娘の行方を知っているという男が訪ねてくるが、もみあっているうち何者かがシュカスを気絶させ姿を消す。待ち合わせた広場で依頼人は狙撃され死亡、調査を続けるシュカスの前に銃を持った男たちが襲う。調査をしているうちに、麻薬密売組織にぶつかり生命を狙われる。撃たれたシュカスの銃創をシャルロット(アンヌ・パリロー)が消毒したとき、彼が思わず苦痛の声を漏らす。すると、彼女は「ベルモンドなら弱音を吐かないわよ」と言い放つ。シュカスは、「俺はベルモンドじゃないぜ」と言い返していた。事件が解決した最後、全身打撲・骨折で病院のベッドに横たわるシュカス。病室から帰ろうとした仲間の刑事に、シュカスはギブスの先端にわずかに見えている手足の指先を全部振るところが愛嬌。1983年11月19日公開、松竹ロキシー。【サイズ:松竹ロキシーチケット】【年代:1983年】