俺たちに明日はない

ウォーレン・ベイティ/フェイ・ダナウェイ、ジーン・ハックマン、エステル・パーソンズ、マイケル・J・ポラード、ジーン・ワイルダー

説明

オレタチニアスハナイ/脚本:デヴィッド・ニューマン、ロバート・ペントン。音楽:チャールズ・ストラウス。主題曲:フラット&スクッグス「フォギー・マウンテン・ブレイクタウン」。監督:アーサー・ベン。1930年代大恐慌時代のアメリカテキサスを舞台に、実在の強盗カップル、ボニーとクライドの出会いと逃走から破滅的な青春を描き、アメリカン・ニューシネマの原点となった傑作犯罪映画。 アメリカン・ニューシネマの先駆的作品の1つ。映画における多くのタブーを破ったことで、カウンターカルチャーを支持する人々にとってのスローガン的作品(rallying cry)と見なされた。この成功により他の映画製作者は、自分の映画でセックスと暴力を表現することにオープンになった。映画のエンディングは「映画史上最も血なまぐさい死のシーンの1つ」として象徴化された。主演のウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイを一躍スターの座に押し上げた。 第40回アカデミー賞助演女優賞(エステル・パーソンズ)と最優秀撮影賞を受賞。1992年には、「文化的、歴史的、美術に重要」としてアメリカ国立フィルム登録簿に選ばれる。リアルタイムで観賞した時は画面のザラツキと、ラストのハチの巣にされる銃撃場面とバンジョーによる主題曲が印象的な高校3年生の6月だった。1968年6月8日~16日松竹ロキシー、併映「FBIの敵NO1」。1973年12月15日~28日豊橋名画座、併映「スケアクロウ」。【サイズ:B2】【年代:1968年】