説明
リクグンナカノガッコウ カイセンゼンヤ/脚本:長谷川公之。監督:井上昭。陸軍中野学校シリーズ第五作目で最終作。昭和16年11月御前会議の情報が漏れて 諜報部員椎名次郎は会議出席者メンバーの身辺を調査する。昭和16年11月中旬から12月8日の真珠湾攻撃に始まる、日米戦争の火ぶたが切って落される直前までの秘話。香港、東京を舞台に展開する日米スパイの必死の諜報戦が、時間を単位に、最後の一秒まで争って、極秘情報を奪い合う。敵スパイ網は最大最強を誇るP機関で、中野学校は、その正体と情報ルート壊滅を計る。女スパイ、敵の日本人連絡員らが暗躍する中で、すでに最後通牒を本国へ打電し始めるP機関の本拠の地下道で銃撃戦が展開する。P機関の女スパイに小山明子。彼女の演じるスパイは朝鮮人で、当時も米諜報機関に極秘に養成された朝鮮人スパイが、大量に日本で活躍していた事実にもとづいて、朝鮮独立のため米側について戦う女スパイ小山と、戦争に巻き込まれる日本を救うために、スパイ活動する雷蔵との一騎打ちがクライマックスとなる。1968年4月11日〜17日豊橋大映、併映「ジェットF104脱出せよ」【サイズ:B2複合大悪党】【年代:1968】