説明
ネムキョウシロウ オンナジゴク/シリーズ第十作。剣豪として田村高廣と伊藤雄之助が狂四郎と絡み、佐伯藩の二人家老小沢栄太郎と安部徹による勢力争いの渦中で対立する事になるが三人各々の見せ場があり勢力争いが落ち着くと、残った家老と田村の親子因縁話に転換する。実の親子での争いを止めようとする狂四郎だが親である小沢栄太郎の行列に斬込んだ田村に父は息子と知りながらを短銃で殺害するに至り大雪の中で怒りの剣を振るう。第一作の田中德三監督がメガホン。対決場面が面白い、田村VS雷蔵は引き分け、田村VS伊藤は集団乱闘で引き分け、伊藤VS雷蔵では伊藤が安物の剣を折られて負けの結果。ラストの殺陣場面は大掛かりで正月映画らしい賑やかさ。高校2年の三学期にリアルタイムで観賞したのは広小路三丁目の豊橋大映。1968年1月13日〜26日豊橋大映、併映「悪名十八番」。1968年4月24日〜4月30日松竹シネマ、併映「無頼大幹部」。1969年5月10日〜16日豊橋大映、併映「怪談牡丹灯籠」【サイズ:B2&立て看】【年代:1968】