説明
モガンボ／原作：ウィルソン・コリソン。脚本：ジョン・リー・メイヒン。監督：ジョン・フオード。1932年の『紅塵』を同じクラーク・ゲーブル主演でリメイク。アフリカブームに乗って大ヒットした「キング・ソロモン」（1950年）に倣い、舞台がインドシナからアフリカへと変更され、主人公も動物ハンターという設定。文明を離れた異郷でワイルドな暮らしをしている男と僻地に流れ着いた女＆貞淑な人妻の三角関係を描いた「紅塵」を、舞台となる地 インドシナ→アフリカ（コンゴ）主人公（クラーク・ゲーブル）の職業 ゴム園の管理人→野生動物ハンター、僻地に流れ着いた女 ジーン・ハーロー→エヴァ・ガードナー、主人公に恋する人妻 メアリー・アスター（測量士の妻）→グレース・ケリー（英国動物学者の妻）に改変して、恋のスクランブルにアフリカの大自然＆野生動物の迫力を加味したドラマ。テクニカラーで映し出される当時のアフリカの自然も見所で、“商売の為に野生動物を捕まえる＆人間に危険が及べば射殺する”という価値観の時代。モガンボとはスワヒリ語の「愛」。１９５４年６月１２日～２０日豊橋大劇、併映「ベンガル槍騎兵」。１９６３年３月２２日～２８日広小路スカラ座、併映「五番街を手術しろ」。【サイズ：B5 パンフレット表紙】【年代：1954年】
