説明
シン シノビノモノ/原作:村山知義。脚本:高岩肇。音楽:渡辺宙明。監督:森一生。市川雷蔵主演の「忍びの者」シリーズ第3作。大ヒットして1963年の大映正月映画の第1弾として勝新太郎の「悪名一番」と同時公開。三条河原で釜ゆでの刑で死んだ筈の五右衛門は服部半蔵によって助けられた。秀吉のために、最愛の妻や子供を殺されて復讐の鬼となった五右衛門が、こんどは単身で当時旭日昇天の勢いの豊臣一家に挑戦。ひとおもいに秀吉を殺すというよりも、じわじわと神経作戦で、不安と混乱におとしいれようとする五右衛門は秀吉に復讐すべく秀次や淀君を攪乱し、服部半蔵や徳川家康を利用して秀吉の死を確認する。歴史の裏側から天下を動かした五右衛門の活躍を描く。若尾文子が淀君、石田光成が北原義郎、豊臣秀吉は東野英治郎、徳川家康に三島雅夫、真田幸村には原聖四郎、服部半蔵には前作に続いて伊達三郎。1963年12月28日〜1964年1月8日丸物会館、併映「悪名一番」。1964年3月4日〜10日銀座東映、併映「東京ギャング対香港ギャング」。1964年8月30日〜9月1日南東映、併映「人生劇場 新飛車角」【サイズ:プレス四つ切】【年代:1963】