ハチ公物語

仲代達矢/八千草薫、山城新伍、三木のり平、加藤嘉、殿山泰司、長門裕之、田村高廣、井川比佐志、加藤登紀子、泉谷しげる、柳葉敏郎、春川ますみ、石野真子、浦部粂子、片桐はいり

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説明

ハチコウモノガタリ/原作・脚本:新藤兼人。音楽:林哲司。主題歌:林哲司「ガラスの観覧車」。監督:神山征二郎。渋谷駅前で主人を待ち続けた忠犬ハチ公の実話を基に、秋田で生まれたあと東京の一家に引き取られ、周囲も感心するほど主人に忠実な飼い犬としてその生涯を全うした忠犬を描いたファミリー・ドラマ。大ヒットして興収50億円を稼ぎ1987年度興収ベスト1。2009年にリチャード・ギアでリメイク。ある朝、教授(仲代達矢)を駅まで送って戻ったハチは急に悲しげな声で吠え始めた。その同時刻、教授は脳溢血で倒れ帰らぬ人となっていた。上野家は売りに出され、静子(八千草薫)は千鶴子(石野真子)の家へ身を寄せることになった。ハチは浅草の土建業者・橋本(殿山泰司)に引き取られるが、何度となく抜け出し渋谷の元の家を訪れるのだった。野良犬と化したハチを見て、菊さん(長門裕之)が自分の家に連れ帰る。まもなく、森山(柳葉敏郎)はロンドンに転勤となり、静子は和歌山の実家に帰った。突然、菊さんが亡くなり、ハチには寝ぐらも身寄りもなくなってしまった。毎日、午後5時半になると渋谷駅で教授の帰りを待つハチ。そんなハチのことが新聞に載った。それを見た静子がハチを訪ねてくるが、ハチは彼女の前から姿を消す。昭和10年3月8日、雪の中でハチは教授を待ちながら13年の生涯を閉じた。主演の仲代は「吾輩は猫である」「白い犬とワルツを」など動物映画主演が多い。1987年8月1日公開ロングラン豊橋松竹、併映「おれは男だ完結篇」。1987年8月8日~ホリデイ・インシアターA【サイズ:B2 3種類】【年代:1987年】