説明
クロイジュウタン/原作:カール・スティーヴンソン「レニンジェンと蟻」。製作:ジョージ・パル。脚本:フィリップ・ヨーダン、ラナルド・マクドゥーガル。音楽:ダニエル・アンフ・テアトルフ。特撮:ジョン・P・フルトン。監督:バイロン・ハスキン。1901年の南米アマゾン上流にある農園を舞台に「宇宙戦争」のジョージ・バルが製作した開拓者と蟻の大群との闘いを描く動物パニック映画。100年ごとに「マラブンタ」という兵隊蟻の大群が移動する先に舞台となる農園があり、チャールトン・ヘストン扮する農場主が決死の戦いを挑む、ラストは水門を開いて農園を水浸しにして蟻を流す。ドラマとしては南米アマゾンで農園を営むチャールトン・ヘストンのもとにエリノア・パーカーが義兄の紹介で結婚の為訪れてから夫婦間の関係が40分ほど続く。この間鳥の様子がおかしくなったり猿が移動したり異変があり兵隊蟻が登場するまでの不気味さを呷る。この「マラブンタ」という兵隊蟻の大群の移動は通常100年毎と言われていたが何故か27年ぶりに移動が始まる。察したヘストンはエリノアを巻き込ませたくなくて離婚して実家へ戻そうとするが、エリノアは自分が嫌われたと考えるが帰路途中の行程で異変が続き結局同行して上流へ向かうまでが67分。高台から見下ろすと大群を発見したヘストン一行が急いで農園に戻り「マラブンタ」を迎え撃つことになる。ここから約20分が見せ場となり特撮効果が上出来。ヘストンが単身蟻の大群の中を走り水門爆破の為に走る場面から一気に水が流れて水没させる場面が見せ場。引いた泥水の中で抱き合う二人は本物の夫婦となってエンド。1954年度ヴィスタビジョン95分。主演のチャールトン・ヘストンは当時30代前半で売出し中、大作映画の常連としてキャリアを積むがこの作品は「十戒」の2年前に出演した、以降「大いなる西部」「ベン・ハー」「エル・シド」「華麗なる激情」「ダンディー少佐」「猿の惑星」などハリウッドを代表する大スターとなる。一方のエリノア・パーカーもヘストンと同世代で2013年に91歳で亡くなる。ハリウッドを代表する女優としてアカデミー賞に3回ノミネートされる。代表作に「探偵物語」「黄金の腕」「サウンド・オブ・ミュージック」。2026年9月にNHKBSで放映されたが画面サイズはスタンダードで色彩と画像が良くて満足。1954年11月17日~22日メトロ劇場、併映「マルコ・ポーロの冒険」。1956年9月11日~13日メトロ劇場、併映「地獄の狼」。【サイズ:B5 パンフレット表紙&中面】【年代:1954年】





