キング・コング1933

フェイ・レイ/ロバート・アームストロング、ブルース・キャボット、フランク・レイカ―

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説明

キング・コング1933/原案:メリアン・C・クーパー、エドガー・ウォーレス。製作・監督:メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シェードザック。脚本:ジェームス・グリールマン、ルース・ローズ。撮影:エディ・リンデン。音楽:マックス・スタイナー。特撮:ウイルス・オブライエン。先史時代の類人猿が生息していて人類と接するという映画史に欠かすことの出来ないアメリカの古典的キャラクター「キング・コング」の初登場作品。記録映画の巨匠が次回作の舞台として南海の秘境スカルス島の古代文明と伝説の怪物を撮影に訪れる。生贄として原住民に攫われた女優のアン(フエイ・レイ)を助けるために再上陸した撮影隊はアンがキング・コングに連れ去られ、コングの跡を追うとジャングルに広がる有史以前の世界。ステゴ・ザウルスやブロント・ザウルス・ティラノザウルスなどCGがなかった時代の特撮スぺタクルに興奮する。そして後半の生け捕りしてニューヨークに行ってからの悲劇は伝説となるほど世界中の人々に感動を与えた。弟子入りしたのが後年「シンドバッド」シリーズで有名な特殊効果マン、レイ・ハリーハウゼンなのは有名な話。そして1962年に東宝「キングコング対ゴジラ」、1968年東宝「キングコングの逆襲」、1976年「キングコング」、1986年「キングコング2」と登場して2005年にピーター・ジャクソン監督でリメイク、更に2017年「キングコング髑髏島の巨神」、2021年「ゴジラVSコング」、今年2024年「ゴジラXコング 新たなる帝国」と時代と共にキングコングは愛される。敢えて動物映画にしたのは最初は「類人猿」の設定でゴリラだったから。世界的な大ヒットで続編「コングの復讐」(1933年)、1949年「猿人ジョー・ヤング」を製作公開、こうして戦後になり、豊橋市で公開されたのは1953年12月28日~1954年1月2日豊橋第一映画劇場、併映「曲馬団の魔王」。【サイズ:B5 1953年パンフレット表紙&パンフ中面】【年代:1933年】