説明
ゴクモンザカノケットウ/脚本:西山栄士。音楽:富永三郎。監督:秋元隆夫。1960年に松竹から東映へ移籍してから近衛十四郎は次々と第二東映で主演作を撮り存分に剣裁きの殺陣を披露したがこの作品は、その中の一篇。富士崎吟三郎(近衛十四郎)実は隠し目付大須賀重兵衛が藤堂家のお家騒動を収めるまでの勧善懲悪の娯楽時代劇。見所はタイトルにある獄門坂での藤堂藩の戸上城太郎扮する剣豪 羽賀田玄白斉との対決。ラストの大チャンバラ場面では戸上が近衛を助けて悪側用人香川良介一味と戦う。新東宝からの移籍である中村竜三郎が藤堂藩の好色殿さまで出演、悪人を退治した近衛は忠臣である原健策や戸上に後を託して旅に出る物語。1960年9月20日〜24日豊橋国際、併映「旗本退屈男謎の幽霊島」新東宝「蛇精の淫」三本立て。1961年3月23日〜25日二川銀映、併映「おとうと」【サイズ:B2】【年代:1960】