説明
ケットウスイコデン ドトウノタイケツ／原作：峰岸義一「丁半」」。脚本：高岩肇。音楽：山田栄一。監督：佐々木康。東映名物オールスター任侠時代劇。１９５９年は１月に「忠臣蔵」７月に「水戸黄門天下の副将軍」と合計３本のオールスター映画を公開する。物語はお馴染み天保水滸伝、笹川繁蔵と飯岡助五郎の対決に国定忠治が絡んで大チャンバラ。市川右太衛門が主演の笹川繁蔵で片岡千恵蔵が国定忠治で特別出演。月形竜之介が八州取締役と進藤英太郎が飯岡助五郎で大悪、中村錦之助が義理に悩む飯岡代貸で洲崎政吉、平手造酒に大友柳太朗、笹川一家の勢力富五郎に若山富三郎、同じく東千代之介、大河内傳次郎が夏目の新助、大川橋蔵は笹川の客人で雨傘の勘次という凶状持ちで助五郎に捕まる、そして芸者に美空ひばりを配しての絢爛豪華な天保水滸伝。大ヒットで１９５９年度興行ベストテン第３位の３億１千万円の配収、因みに第１位は「任侠中仙道」、上位１０本の内東映オールスター時代劇が３本で石原裕次郎主演作品が５本、あとは「日本誕生」「人間の条件」で世間は裕次郎人気と東映時代劇の時代。１１４分。１９５９年８月９日第一東映・銀座東映同時公開。１９５９年８月９日〜１７日第一東映、併映「里見八犬伝」。１９５９年８月９日〜１２日銀座東映。１９５９年１２月９日〜１５日銀座東映、併映「警視庁物語１０８号車」「風小僧どくろ怪人」。１９６０年３月２７日〜３０日南東映、併映「紅顔の密使」。１９６０年４月３日〜５日二川銀映、併映「口笛が流れる港町」「里見八犬伝」。２００８年第６回とよはしまちなかスロータウン映画祭で上映。【サイズ：チラシ】【年代：1959】
