ウエルター

福田健吾/成田三樹夫、夏八木勲、中川喜美子、ポール牧、木村一八

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説明

ウエルター/原作:軒上泊。音楽:大谷幸。監督:村上修。ボクシング映画。当時プロボクサーだった福田健吾を主演。「サード」の軒上泊の同名小説を映画化で恋人を暴行した暴走族の連中を殴り倒し、ボクサーへの道を自ら放棄した青年リュウイチ(福田健吾)。少年院へ送られ、ケンカばかりしていた彼は、院長の勧めで再びボクシングを始める。少年院からボクサーとしてデビューし活躍していく青年の姿を描く。プロだけに拳闘シーンは迫力十分。顔と名を匿名にするため“ウエルター”と称し、サングラス姿で会場に登場した。圧倒的な強さで勝ち進んだ。今や人気は沸騰し、マスコミも“ウエルター”の勇姿を書きまくった。だが、この“ウエルター”人気を心よく思わない芸能記者が中傷記事を新聞に掲載したことから、世間の批難を恐れた総体の運営委員会が、リュウイチの出場を見あわせるようにと決定。だが、リュウイチは数日後に迫った準決勝のために一人、練習を続けた。ミエコの愛を獲得するために、いや、自分が自分である証しを得るために。その間トレーナー矢島(夏八木勲)は各新聞社をまわりリュウイチを出場させるための援護射撃を頼み歩いた。新聞が一斉に“ウエルター”出場要請を書きたてた。ついに準決勝当日、出場が認められる。1987年5月16日西武東宝。【サイズ:B2】【年代:1987年】