やさぐれ姐御伝 総括リンチ

池玲子/嵐寛寿郎、内田良平、安部徹、根岸明美、遠藤辰雄、名和宏、林真一郎、凡天太郎、大泉滉、城恵美、芹明香、

説明

ヤサグレアネゴデン ソウカツリンチ/脚本:掛札昌裕・関本郁夫・石井輝男。音楽:鏑木創。監督:石井輝男。池玲子主演の不良姐御伝 猪の鹿お蝶」に続く姐御伝シリーズ第2作。妖艶な女侠客・お蝶に扮する池玲子が、あでやかな猪、鹿、蝶の刺青を背負って大アクションを展開する娯楽作。 神戸港へ辿り着いたお蝶は、女スリの朱美に麻薬運び屋と間違えられ、ある旅館へ。そこで神戸の新興ヤクザ港会の残党・浅吉らに股裂き拷問をかけられ、挙げ句に女殺しの濡れ衣まで着せられる。そんなお蝶の危機を救ったのは、刑務所帰りの扇屋一家幹部・譲二(内田良平)だった。譲二は、服役中に殺された元親分の犯人が、跡目を継いだ叔父貴分・剛田(遠藤辰雄)であると狙いをつけ調べ回っていた。危機を脱したお蝶は、女スリの親分・半纏婆アのもとに乗り込み朱美を拷問、浅吉(安部徹)らの企みを知る。彼らは、女スリを麻薬中毒にして秘所に麻薬を仕込ませ、横浜から神戸に運ばせていたのだ。この浅吉一味に扇屋一家の親分・剛田が絡んでいることを知ったお蝶は、悪辣な博徒一家に敢然と立ち向かっていく。麻薬の取引現場に、麻薬の多額の代金を狙い浅吉一味、剛田に仲間を殺された仇を討ちに来たズべ公グループ・紅衿団、そして散々利用された女スリの一団たちが襲撃して来て、四ツ巴の大乱戦。やがて、お蝶、女たちが秘所に隠していた爆薬を投げつけ、剛田、浅吉一味を壊滅に追い込む。1973年6月7日~19日豊橋東映、併映「やくざ対Gメン囮」。【サイズ:豊橋東映四つ切】【年代:1973年】